「Doing」 から「Being」にシフト

まずは簡単にできること、一つのことから始めましょう。

焦って短期間で「あるがままでいる」ことの達人になる必要はありません。

まずは「行動の数」をひたすら増やすことで幸せになれる、空いた時間をひたすら埋めることだけで幸せになれるというのが思い込みであるかもしれない、と仮定してみましょう。

「他にも充実した人生を生きる方法があるかもしれない」、という考えに心を開くだけでいいのです。

その一歩を踏み出すことから始めれば良いのです。

ゴールに到達することで「達成感」を味あうことができますが、

あなたが幸せに感じること、また平和な心をもつこととは別のことです。



マインドフルネスを実践する」

一日の始まりに静けさを感じ、今この瞬間に意識を向けてみましょう。太陽の日があたるところに立ったり、

深呼吸をしたり、お茶やコーヒーを飲む時間を静かに過ごしたりするだけで十分です。

「批判したり、良し悪を評価せずにただ観察する」
日中に何度か立ち止まり、自分の気持ちに気づいてみましょう。

自分の心の中で繰り返される言葉や思考を紙に書き出します。

それらを良い悪いと評価せず、ただ「この自分の内側の声の源はどこから来ているのだろう?」と観察してみましょう。

例えばイライラ感を感じたそのとき、腹が立ったそのとき、または弁解したいという衝動にかられたとき、

恥ずかしいと思ったその瞬間です。

そのままの感情にコントロールされて自分をみうしなうかわりに、一度そのイライラ感を身体で感じとりましょう。

「私は何にイライラを感じているのか」

「この怒りの源はなんだろう」

「なぜ私は相手を責めているんだろう」

「なぜ私は自分を責めているんだろう」

紙に書き出してみてください。

善悪・正しい正しくないはおいておいてまずは直に観察して書き出してみましょう。


「なぜ」を再確認する
自分が今していることの本当の理由を見つめ直しましょう。

それは過去の経験から来ているものですか? 過去の後悔が源になっていますか?

それとも、家族や社会の期待、所属するグループの影響を受けていますか?
過去の出来事や、執着心、外側からの影響が理由ならそれは本来の自分が思っている信念ではないかもしれませんね。

どんなにあなたが正しくても自分が苦しんでいては本末転倒です。
自分にとって本当に大切なことにエネルギーを注ぎ、目的にそぐわないことは手放しましょう。

今を楽しむ」
食事を味わったり、人とつながりを感じたりする瞬間を大切にしましょう。

人生はまさに「今ここ」で展開されていきます。自分や他人を評価することにエネルギーを使うのはやめましょう。

外部の評価ではなく自分の内側にある真実を見出すことができます。

真の自分から生きる」

「すること」から「あること」へシフトすることで、自分の本来の姿とつながり、

今と自分軸を目的に生きることで、真の充実した人生を歩むことができるのです。